今回は、知多市のT様邸で行った「ケレン作業」についてご紹介します!
「ケレンってなに?」
塗装工事に携わっていないと、なかなか聞き慣れない言葉かもしれませんが、実はこの工程、塗装の仕上がりや耐久性を左右する超重要ステップなんです!
ケレンとは、塗装をする前に行う下地処理作業のこと。
表面に残っている古い塗膜やサビ、汚れを削ったり磨いたりして取り除く作業を指します。
日本語では「素地調整」や「研磨処理」とも言いますね。
「なんでそんなことをするの?」と思われるかもしれませんが、ケレンをしないまま塗料を塗ってしまうと…
・塗料がしっかり密着せずに、すぐ剥がれる
・サビの上から塗っても内部で進行してしまう
・表面がザラついたままで仕上がりが悪い
などのトラブルが起こる可能性が高まります💦
つまりケレンは、“塗装を長持ちさせるための下準備”なんです!
🔧今回のケレン対象:鉄部と木部
今回のT様邸では、雨戸・庇(ひさし)・換気フードなどの鉄部と、破風板や鼻隠しといった木部が対象でした。
鉄部は、時間とともに表面が酸化しサビが浮いてくることがあります。
放っておくと腐食が進み、部材そのものの劣化につながるので、まずはワイヤーブラシやサンドペーパー、ディスクグラインダーなどを使ってサビをしっかり落とします。
木部に関しては、古い塗膜が劣化してボロボロになっていたため、スクレーパーやペーパーで旧塗膜を剥がして滑らかに整えました。
凹凸や剥がれがあると、上から塗った塗料が浮いてしまう原因になるんです。
この作業、地味で体力も使いますが、ここを丁寧にやるかどうかで仕上がりが全然違ってくる!
まさに“職人の腕の見せどころ”です💪
✨目に見えないけど、大切な作業
ケレンは、お客様からすると「ビフォー・アフターで見てもよくわからない」「なんの作業してたの?」と思われがちな工程かもしれません。
ですが、この“見えない努力”こそが、美しい塗膜とその長持ちにつながる基礎部分。
たとえば、ケレンせずにサビの上から塗った場合、半年〜1年後には塗膜が浮いてきてしまい、再塗装の原因になることも…。
逆に、ケレンを丁寧に行い、サビ止め処理までしっかりすれば、その後10年以上も美観を保てる可能性が高まります。
私たちは、「見えないところほど丁寧に」をモットーに、今日もせっせとサビと戦いました(笑)
😊お客様とのやりとり
作業中、T様が「ケレンって聞いたことなかったけど、そんなに大事なんですね〜」と興味津々で見学されていました。
実際に、サビが浮いていた雨戸を半分ケレンしたところでお見せすると、「こんなに違うんだ!」と驚かれていました。
こうして現場で作業の意味をお伝えすると、お客様も納得感を持って工事を見守ってくださるので、私たちもやりがいを感じます😊
🧴ケレンのあとはプライマー塗布へ!
ケレン作業を終えたあとは、金属部分にはサビ止め用プライマー、木部には下地調整材をしっかり塗布していきます。
この「下塗り材」がまた塗膜の密着をさらに強化してくれるので、完璧な仕上がりに向けて一歩前進!
ケレン → 下塗り → 中塗り → 上塗りという流れを、一つひとつ丁寧に重ねることで、長持ちする“本物の塗装”が出来上がります✨
ということで、今回は「ケレン作業で下地を整えた様子」をお届けしました🧽
仕上がりには一見見えないかもしれませんが、私たち職人にとっては“塗装工事の土台作り”ともいえる大事な工程です!
工事はまだまだ続いてまいります!
次回はいよいよ中塗りに入っていきますので、またその様子もご紹介していきます😊
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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