外壁塗装をして数年しか経っていないのに、「もう剥がれてきた…」と感じたことはありませんか?
塗装の剥がれは見た目が悪くなるだけでなく、外壁そのものの劣化を早める原因にもなります。
特に一度塗り直したのにまた剥がれるとなると、「業者選びを間違えたのでは?」「そもそも原因は何だったの?」と不安になる方も多いはずです。
この記事では、外壁塗装の剥がれが起こる原因を丁寧に解説し、再発を防ぐために知っておきたいポイントをわかりやすくご紹介します。この記事を読めば、塗装の持ちを良くするための対策がわかり、安心して外壁メンテナンスができるようになりますよ。
1:外壁塗装が剥がれる主な原因とは?
外壁塗装が剥がれてしまう原因はさまざまですが、大きく分けると次のようなものがあります。
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| 下地処理の不備 | 古い塗膜や汚れが残っていると塗料が密着せず、すぐに剥がれてしまいます。 |
| 塗料の選定ミス | 外壁材に合わない塗料を使うと、数年で剥がれが生じやすくなります。 |
| 施工不良 | 塗布の厚さや乾燥時間を守らないと、塗膜が定着しません。 |
| 経年劣化 | 時間とともに塗膜は劣化し、やがて剥がれにつながります。 |
| 外壁材の劣化 | 外壁そのものが劣化していると、塗料がしっかりと密着しません。 |
それぞれの原因について、もう少し詳しく見ていきましょう。
下地処理の不備
塗装前には、高圧洗浄やケレン作業(古い塗膜の除去)が必要です。これを怠ると、汚れやカビ、古い塗料が塗装面に残り、新しく塗った塗料がしっかりとくっつかなくなります。
一見きれいに見えても、下に古い塗料が残っていれば、早期の剥がれの原因になります。
塗料の選定ミス
外壁材にはモルタル、サイディング、ALCなどいろいろな種類があります。これに合った塗料を選ばないと、密着性が悪くなり、塗膜が浮いたり、はがれたりしてしまうのです。
業者が素材に合った塗料を選んでくれるかどうかはとても大切です。
施工不良
例えば「1回目の塗料が乾かないうちに次を塗ってしまう」「均一に塗れていない」「厚塗り・薄塗りすぎ」などの施工ミスも塗膜剥がれの大きな原因です。見た目には分かりにくいですが、施工から1~2年で剥がれてくる場合は、こうした施工不良の可能性が高いです。
2:剥がれを放置するとどうなるの?
外壁塗装の剥がれをそのままにしておくと、見た目の問題だけでなく、住まいの耐久性にも大きな影響を与えます。では、具体的にどんなリスクがあるのでしょうか。
1. 外壁からの雨水侵入による劣化
塗装は、外壁を雨や湿気から守るバリアのような役割を果たしています。
しかし剥がれがあると、そこから雨水や湿気が内部に浸透し、外壁材が腐ったり、膨れたりする原因になります。特に木造住宅では、構造材の劣化やシロアリ被害にもつながりかねません。
2. 断熱・遮熱性能の低下
最近の外壁塗料には、断熱や遮熱の効果を持つものも多くあります。ですが、塗膜が剥がれているとその効果が発揮されず、室内の温度調節が難しくなることも。
冷暖房の効きが悪くなり、電気代の増加にもつながる可能性があります。
3. 美観の損失と資産価値の低下
外壁は家の「顔」とも言えます。剥がれたままだと見た目が悪くなり、ご近所からの印象も良くありません。
また、将来的に家を売却したり貸し出したりする際には、資産価値が下がる原因にもなります。
4. 補修費用が増える可能性
初期の小さな剥がれであれば、部分的な塗り直しで済むこともあります。
しかし、放置してしまうと劣化が広がり、外壁材ごと交換が必要になるケースも。こうなると、補修費用は一気に高額になってしまいます。
このように、塗装の剥がれは「そのうち直せばいいや」と思って放置すると、後々大きなトラブルや出費につながる可能性があります。
少しでも気になる症状があるときは、早めに専門業者に相談することが大切です。
3:再発を防ぐためにできる対策
一度剥がれてしまった外壁塗装を何度もやり直すのは、費用も手間もかかってしまうものです。だからこそ、最初から「剥がれにくい塗装」を目指すことが大切です。ここでは、剥がれの再発を防ぐための具体的な対策をご紹介します。
1. 信頼できる塗装業者を選ぶ
最も大切なのは、確かな技術と実績のある業者を選ぶことです。施工不良や塗料選びのミスは、業者の知識・経験不足が原因で起こることが多いからです。選ぶ際は、以下のような点をチェックしましょう。
- 地元での施工実績が多い
- 現地調査や見積もりが丁寧
- 施工内容の説明がわかりやすい
- 保証制度がある
- 資格(例:一級塗装技能士)を持った職人が在籍
「安さ」だけで選ばないことが、失敗しないポイントです。
2. 外壁材に合った塗料を使う
塗料は「何を塗るか」で種類が変わります。モルタルにはモルタル用、サイディングにはサイディング用といったように、外壁の素材に適した塗料を選ぶことで密着性が高まり、剥がれにくくなります。
塗料選びは業者任せにせず、自分でも確認するようにしましょう。
モルタル外壁 → 弾性塗料(ひび割れに強い)
サイディング → シリコン塗料やフッ素塗料(耐久性重視)
3. 下地処理の工程を確認する
施工前にどんな下地処理をするのか、事前に説明してもらうことが大切です。高圧洗浄や旧塗膜のケレン(削り取り)などを省く業者は注意が必要です。
また、「3度塗り(下塗り・中塗り・上塗り)」が基本であることも覚えておきましょう。
「2回しか塗っていない」「やたら早く終わった」などは施工不良のサインかもしれません。
4. 定期的な点検とメンテナンス
外壁塗装は、一度やったら終わりではありません。5年に一度くらいは点検をして、早めに補修ができれば大きな工事を防げます。
最近では、ドローンや写真を使って点検してくれる業者も増えているので、気軽に相談してみましょう。
これらの対策を意識することで、長持ちする外壁塗装が実現し、無駄な費用や手間を抑えることができます。
4:DIYでの補修は可能?専門業者との違いとは
最近ではホームセンターや通販で塗装道具が簡単に手に入るため、「自分で補修できるのでは?」と考える方もいらっしゃいます。確かに、小さな剥がれやひび割れ程度であればDIYも不可能ではありません。しかし、外壁塗装の補修は思っている以上に難易度が高く、注意が必要です。
DIY補修ができるケースと注意点
以下のようなケースであれば、DIYによる簡易的な補修が可能です。
- 表面に1〜2cm程度の小さな剥がれがある
- ヘアクラック(髪の毛のように細いひび割れ)が見られる
- 塗装後10年以上経っており、少しずつ劣化が見える
ただし、次のような点に注意しなければなりません。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 下地処理の不足 | 素人では高圧洗浄やケレンが不十分になりやすく、すぐに再剥離することも。 |
| 塗料の選定ミス | 素材や既存塗膜に合った塗料を選ばないと、かえって劣化を早めてしまう可能性も。 |
| 安全面のリスク | 高所作業は落下事故の危険があります。2階以上の補修は避けるべきです。 |
DIYは「一時的な応急処置」として割り切るのが無難です。
専門業者に依頼するメリット
一方、プロの塗装業者に依頼すると、次のようなメリットがあります。
- 適切な診断に基づいた補修ができる
- 劣化の根本原因に対処できる
- 足場や高所作業も安全に対応できる
- 保証が付くケースが多く、万一のトラブルにも対応可能
結果として、DIYよりもはるかに長持ちする塗装が実現します。特に再発を防ぎたい場合や、塗装後すぐに剥がれてしまった場合には、迷わず専門業者に相談することをおすすめします。
DIYは費用を抑える手段にはなりますが、失敗すると余計な費用がかかってしまうこともあります。「できそうだからやる」のではなく、「安全・確実な方法はどちらか」で判断しましょう。
5:外壁塗装前のチェックポイント
外壁塗装が剥がれてしまうのを防ぐには、「塗る前の準備」が何よりも大切です。ここでは、施工前に確認しておきたいチェックポイントをまとめました。業者にすべて任せきりにするのではなく、ご自身で確認する習慣を持つことで、後悔のない塗装工事に繋がります。
チェックポイント①:現地調査が丁寧に行われているか
信頼できる業者は、工事前に必ず現地調査を行い、外壁の状態や素材をしっかり確認します。そのうえで、適切な塗料や補修内容を提案してくれます。
短時間で終わらせたり、「目視だけで済ませる業者」には注意が必要です。
見落としがちな注意点:
- 壁のひび割れや浮きはないか
- 既存塗膜の剥がれや膨れがないか
- 苔・カビの付着状況
チェックポイント②:提案される塗料の種類と理由を確認
業者が提案する塗料の種類と、なぜその塗料を使うのかをしっかり説明してくれるかも大事なポイントです。
例えば、「この塗料はフッ素なので高耐久です」「この外壁には弾性塗料が適しています」など、具体的で納得できる説明があるかどうかを確認しましょう。
| 塗料の種類 | 特徴 | 耐用年数(目安) |
|---|---|---|
| シリコン塗料 | 価格と耐久性のバランスが良く、最も一般的 | 約8〜10年 |
| ラジカル制御塗料 | 劣化原因を抑え、シリコンより長持ち | 約12〜15年 |
| フッ素塗料 | 高価格だが非常に高耐久・汚れにくい | 約15〜20年 |
| 無機塗料 | 最高クラスの耐久性・メンテナンス最小 | 約15〜20年 |
チェックポイント③:施工の工程と日数を事前に説明してくれるか
塗装工事には、「足場組み立て」「洗浄」「下塗り・中塗り・上塗り」といった工程があります。この工程と日数をきちんと説明してくれる業者は信頼性が高いです。
また、「下塗りをしない」「塗り重ねの乾燥時間を省略する」といった手抜き工事が剥がれの原因になるので、どの工程でどんな作業があるのか、自分でも確認しておくと安心です。
チェックポイント④:保証やアフターフォローがあるか
万が一、施工後に剥がれなどの不具合があっても、保証制度がしっかりしていれば安心です。施工内容に対する「工事保証」や、塗料メーカーによる「製品保証」があるか確認しましょう。
「10年保証」など長い保証期間をうたっていても、実際の保証対象が限定的なこともあります。内容までしっかり確認しましょう。
これらのポイントを押さえておけば、施工前にトラブルを未然に防ぎ、剥がれにくい塗装を実現することができます。
6:まとめ
外壁塗装の剥がれは、下地処理の不備や塗料選び、施工ミスなど、いくつかの原因で起こります。
放置すると雨漏りや外壁材の劣化につながり、結果的に大きな修理費用がかかる恐れもあります。
大切なのは、信頼できる業者に依頼し、事前のチェックを丁寧に行うこと。
塗装の工程や塗料の種類、保証内容などをしっかり確認すれば、剥がれにくく長持ちする外壁塗装が実現できます。
不安や疑問があれば、まずは複数の業者に相談し、納得できるまで説明を受けることが成功のカギです。ご自宅の大切な外壁を長く美しく保つために、正しい知識と準備を心がけましょう。
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